ロードバイクとシクロクロス車を持っています。
最近ロングライドがしたくてたまらない。。もぉ6月ぐらいから走ってない。泣
「そー言えばシクロ車でロング走ったことないなー」と思い、走ったらどうなるのか気になり始めました。
自転車は自転車でも、様々な種類の自転車があります。
一見同じロードバイクに見えても、シクロクロス車だったりグラベルロードだったり、エンデュランスロードだったりと、知らない人が見ると全部同じに見えます。
ロードバイクとシクロクロス車の違いって?
今回はロードバイクとシクロクロス車の違いについて!
知ってる人は知っていると思いますが、細かく見ていくと色々なところが違うわけです。
僕もよく分かってなかったので、ちょっと勉強してみました!
「何が違うのか全く分からん」って人の為になれぼ嬉しいです。
ジオメトリーの違い
自転車にはジオメトリーと言うフレームの設計図があります。
初めて自転車を買う方や見慣れない人は
「え、何これ。何の為にあるの?」
ってなると思います。僕がそうです。
ですが、玄人レベルの人達はジオメトリーを見ただけで
「このフレームはこんな乗り味だろう!」
「このフレームは自分に合ってそうだな!」
ってのが分かるそうです!!スゴイ!!
それぐらいジオメトリーは重要。
言い換えると、フレームの形(設計)が重要ということなのです!
では、僕がもっている自転車でロードバイクとシクロクロス車のジオメトリーの違いを見てみましょう。
CANYON CF SLX
Panasonic FCXCD01(僕のはFCXC06。名前変わってる)
同じメーカーではないし、サイズの違いとかもありますが、大きく違うところを抜粋してみましょう。
CANYON CF SLX | Panasonic FCXCD1 | |
チェーンステー長 | 410mm | 430mm |
ホイールベース | 985mm | 1026mm |
BB下がり | 70mm | 60mm |
ロードバイクとシクロクロスなので違って当たり前なんだけど、主にこの3つが分かりやすいです。
チェーンステー長とホイールベース
チェーンステー
チェーンステーは文字通り、チェーンがあるとこ!!
自転車を横から見た時に、チェーンとチェーンに挟まれてるところ!ここがチェーンステー。
ジオメトリーに書かれている数字は、BB(クランク中心)から後輪中心までの距離です。
ホイールベース
お次にホイールベース。
ホイールベースも文字通り、ホイールとホイールの距離。前輪中心から後輪中心の距離となります。
分かりやすい!
ではチェーンステーの長さが違うとどうなるのか・・・
CANYON CF SLX | Panasonic FCXCD1 | |
チェーンステー長 | 410mm | 430mm |
ホイールベース | 985mm | 1026mm |
チェーンステーが長いということは、ホイールベースも長くなります。
ホイールベースが長いと、一般的には乗り心地の良さと安定性が手に入る!!
Panasonicの方が長いですね。
ではでは、逆にチェーンステーが短いとどうなるのか・・・
当然、ホイールベースも短くなります。短いということは少ないということ。つまり、少し軽くなります。
剛性と呼ばれるフレームの強度が増し、乗り心地は失われますがその代わりに、パワーが伝わりやすく、ビュンビュン加速してくれる訳です!CANYONの方が短いです。
ここまで聞くと、「あれ?シクロクロス車の方が乗り心地も良くて、安定性もある。ロングライドに向いてるんじゃ・・・」ってなります。
では次にBB下がりについて。
BB下がり
CANYON CF SLX | Panasonic FCXCD1 | |
BB下がり | 70mm | 60mm |
BB下がりとは、前後輪の中心軸からBBの位置がどれくらい下がっているか。数字が大きい方が、より下がっている(BBが地面に近い)ということです。
では、下がっているとどうなるのか・・・
一般的には、重心が低くなり安定性が増します。CANYONの方が下がってます。
ではでは、下がりが少ない(地面から遠い)とどうなるのか・・・
重心が高くなり安定性は失われますが、ビュンビュン加速するようになります。Panasonicの方が下がりが少ないです・・・
えっ!?!?
ええぇえっっぇぇっっぇぇっぇl。。。
プラマイ0じゃん。。。
上記の内容だけ見たら、「どっちも変わらないじゃないか・・・」ってなります。
だからこそ、色々なメーカーがあるし、フレームメーカーの腕の見せ所なのでしょう。
ジオメトリーは横からの設計図。
他にも違うところはいっぱいあります!!
太いタイヤが入る or 入らない
正面から見ると一目瞭然。
シクロクロスの車体は太いタイヤを履かせるためにクリアランスが広く取られています。
一方ロードバイクは速く走るために、そこまでのクリアランスは確保されていません。
僕のような素人から見ると、このちょっとした違いで、重量や強度が変わってくるのかなと。
攻め攻めポジション or アップアップポジション
ロードバイクは前傾姿勢が作りやすくなっています。風を切り裂く為に前かがみになる訳です。
一方、シクロクロスの車体は、ロードバイクに比べそこまで前傾にならなくても良いので、比較的アップライトなポジションとなります。ハンドル操作がしやすくなってる訳です。
で、結局シクロクロス車でロングライドは辛いのか・・・
ンンンー。これは難しい問題じゃない?(自分で言い始めたくせに・・・)
ロングライドって言っても、人によっては5、60kmでロングライドの人もいれば200kmじゃないとロングじゃないって人もいるから・・・
あと、勝手に僕が思ってることなんだけど・・・
今回色々調べて安定性が増す、とか、加速性が増す、とか言っちゃったんだけど、それって
どこレベルからの話なの?って思う訳です。。
趣味で乗ってる、特に速く走る為にトレーニングとかしてない、スゲェ自転車に詳しい訳でもない、いろんな自転車乗り継いできてもない僕が、果たしてその違いが分かるのだろうか・・・と思うわけです。
てことで、次回は実際にロングライド(僕なりの)に挑戦してみたいと思います。
乞うご期待。