C以外

初めて息子と2人で過ごした備忘録。

息子が生まれて2年と数ヶ月。

ボクは息子と会わない日が、今までに何度もあった。

仕事から帰ったら、息子は寝てる。
朝起きて、出かける時も息子は寝てる。
出張で家に帰らない。

会えない理由は色々あれど、ボクは会わない(会えない)日が今までにあった。


その逆で、妻は毎日、常に息子と一緒。

妻が一人になる時はたまにあるけれど、1日のうち数時間程度。
それがこの度、2泊3日でボクと息子の2人っきりお家生活を送ることになった。

数日間、息子と2人で生活するのは初めてのことで、ボクの内心はワクワクドキドキ。

ボクにとっても、息子にとっても、妻にとっても初めての事だったので、今の気持ちを記録に残す。

息子と初めて2人で過ごした備忘録。

ボクは生活する事において苦痛に思う事、めんどくさいなーと思う事があまりない。

例えば、洗濯やら掃除やら片付け。嫌いじゃない。

しかも仕事が休みとなれば尚のこと。

家事の心配は全くないのだけれど、今回心配だったのが、生まれて初めて妻と離れて寝る息子。

これが問題なく寝てくれるのか。
ワクワクwww

ということで、1日のタスク。

タスク

  1. 洗濯物
  2. 洗い物
  3. 朝ごはん
  4. 遊び
  5. 昼ごはん
  6. 昼寝
  7. 遊び
  8. 夕ご飯
  9. お風呂
  10. 絵本
  11. 就寝

1日のタスクはザックリこんな感じ。

初日

朝一番のお仕事は洗濯をすること。

ボクが目覚めたのは4時過ぎで、早起きしたー!って感じはなく、自然と目が覚めた。
それは、息子と一緒に寝たのが原因で、息子の就寝時間は夜の8時。
そりゃ目が覚めるに決まってる。

洗濯を回しながら洗い物をし、前日の洗濯物を畳む。

そうこうしてると、妻と息子が起きてきた。

初日は外出する妻を送るため、3人で車に乗り妻を送り届けた。

ここから2人きりに。

おばあちゃんちに遊びに行く

まずは久々に実家に帰る事になった。

実家はすごくラク。
初日の昼ごはん、夕ご飯は実家で頂いたのでラクをしてしまった。

遊びほうけた息子だったが、お昼寝をする事なく起き続けていた。
(後日妻に聞いたところ、おしゃぶりがないとお昼寝しないらしい。)

晩ご飯は早めに頂いて、早めに帰る事に。

やっぱり問題は夜だった

家に着くや否や、速攻でお風呂に入る。

上がってクリームを塗ったり、綿棒で鼻くそや耳垢を取ったりはいつもやってるから大丈夫。
息子も大丈夫。

歯磨きをして、絵本を選ぶ。
絵本はベッドに入って読む用。

息子が1冊、ボクも1冊選んで寝室へ。

同じ絵本を何度か読まされ、一緒に就寝。
この時、夜の8時半だった。


ふと気づくと、息子が足をバタバタさせ、ウゥーとご機嫌斜めな声を出している。
すると突然起き上がり、ギャン泣きを始めた。

振り向いた息子を見ると、顔面に血が!!


鼻血だった。


妻からは、よく鼻血を出す。
とは聞いていたものの自分で対処するのは初めてで、枕元に置いていたティッシュで拭き取る。

これがまた息子の機嫌を損ね、ギャン泣き。

すると、
「母さんが良かったー」
とギャン泣き。


なるほどなるほど。やっぱり不安だったのか。
よく我慢してた。偉いぞ。と、ごめんね。

泣き止まない息子を抱っこし、リビングへ。

電気をつけると夜中の2時。

大好きなトミカの近くに行くと、やっと泣き止んだかと思いきや、また泣き出すを繰り返し、再び就寝したのは4時過ぎだった。

ボクは十分寝たので、息子が眠りについたのを確認し洗濯物やらの家事に取り掛かる。

息子が起きてきたのは9時だった。
普段はここまで寝る事がないので、昨夜のギャン泣きが効いたのか。

朝ごはんはキャンプ飯

朝ごはんは決めていて、息子が大好きなメスティンを使って朝ごはんを作った。

作ったと言っても、メスティンにバナナとヨーグルトを入れて火にかけるだけの、ホットヨーグルトとパン。
でもこれが2人でやると楽しいんだよね。

息子にとっては初めてのメスティン料理。

「美味しい?」
「おいちぃ。」

嬉しい。

遊びに行く

最近の息子との口癖は
「探検行こっか」
になりつつあり、案の定探検に行く事に。

探検なので、息子が行ったことのないところにストライダーを持って行く。

尾道の海岸沿いはストライダーでも走りやすい。
昼ごはんは買い食いしようかと言い、息子と外で食べる。

ご飯を食べ終わって、またストライダーで走る。

買い物をついでに済まし、お昼寝の時間もあるので、早めに切り上げるも車の中で息子は撃沈。
スヤスヤ眠るので、少しドライブ。

家に着くと目を覚まし、また外に行くとのこと。

良いでしょう。
しっかり遊ぼう。

今度はいつもの散歩コースをストライダーで走る。


途中、花を見つけたので摘みたいと言い持って帰る事に。


「撮って撮って」
「近すぎるよ」

距離にすると約5kmくらいの散歩を終え、無事帰宅。

ここから晩ご飯の準備を息子とする。

またしてもメスティン

もちろん使うのはメスティン。
息子も手にビニール袋を装着し、バッチリ手伝ってくれた。

息子が食べてる麺は「おこめん」といって、これは後日紹介したいと思う。

息子の手際もよく、2人で作ると楽しさは倍増だ。

晩ご飯を終え、少し遊び、お風呂に入る。
歯磨きをし、絵本を選び、ベッドに横になる。

2日目の夜は、息子はぐっすり眠ってくれた。
もちろん鼻血も出ていない。

朝4時半に目が覚め、同じルーティンに戻る。

毎日じゃないから特別

ボクは毎日息子と遊んだり、ご飯を作ったり食べたり寝たりしているわけじゃない。
だからこそ楽しいと思えるし、成長を感じる事ができて嬉しくなるし、特別を感じる事ができる。

妻は毎日こーいった事をやっているんだろう。
妻にとっては息子といる事が毎日になっている。

2年間で息子はかなり成長した。人並みに。
人間の成長を間近に見るのは初めてなので、こんなに早く成長するのかと。

成長の影には必ず母親の存在がある。

そのもっと後ろの方に父親の影にも満たない残像があって、父は無力なり。

妻にとっての特別はなんなのか。
そんなことも感じる事ができる2泊3日だった。


てか、アクロスめっちゃ良くない?
(fujifilmの白黒のこと)

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