自転車の中ではとても高額な部類に入るロードバイク。
数万円、数十万円だして購入した自転車を、誰もが
綺麗に!長く!乗りたい!
そぉ思いますよね。
遠方の自転車屋で、又はネットで購入した!となると、すぐショップへ持って行く事も難しいと思います。
ましてや乗り始めたばかりとなると、「日頃のメンテナンスは何をしたら・・・?」となると思うので、今回は趣味で自転車に乗っている人(僕)が、メンテナンス後に効果が体感できる、チェーン周りのメンテナンスについて画像多めで説明しようと思います!!
もちろん、ロードバイクに限らずどんな自転車にも共通するメンテナンスなので、自転車を持っている人!
やってみて下さい!
メンテナンスすると、とても気持ち良い
メンテナンスをしている自転車としていない自転車では、走っている時の気持ち良さが違います。
ペダルを漕いだ時に
「ギコギコ」「ジャリジャリ」
変速した時に
「チャリチャリ」「ガチャガチャガチャガチャ」
こんな音が聞こえてくるようなら、それはメンテナンス不足!
こんな音を解消する為にも、駆動系(チェーン周り)のメンテナンスは覚えておいて損はないと思います。
チェーン周りは一番汚れるし、メンテナンス後に一番効果を感じやすいと思います。
愛車に乗った時に、変速もスパスパ!シャーっと走りたいじゃないですか!
慣れてしまえば簡単にできるので、是非チャレンジしてみてください。
メンテナンスする箇所
今回メンテナンスする箇所は、チェーン周り!!
チェーンの周りはオイルが沢山付いています。
オイルを付ける事によって、金属を滑らかに動かし、水から守って長持ちさせる効果があります。
しかし、ネチャネチャなオイルを付けると汚れ易くなってしまいます。
部屋の中に入れていても、埃が付いてしまうし、サイクリングに出かけると砂を引っ付けてしまう。
その汚れを取ってあげる事で、本来のスムーズさを取り戻してあげるわけです。
準備するもの
準備するものはそこまで多く無く、ホームセンターで買える物だったり、ネットでも購入可能です。
なるべく安く済むように僕はメンテナンスを行ってます!
- パーツクリーナー
- ペーパーウエス
- マイクロファイバークロス
- チェーンクリーナー
- ブラシ
- チェーンオイル
- 新聞紙
これらがあれば、屋内屋外問わずメンテナンスできます。
パーツクリーナー
パーツクリーナーは名前の通り、パーツを綺麗にするものです。
速乾性で、すぐに乾きます。
脱脂と呼ぶ人もいますが、油を取ってくれるのでチェーン周りのメンテナンスにもってこいです!
ペーパーウエス
ペーパーウエスは使い捨ての為、真っ黒になるチェーン汚れに重宝します。
使い捨てですが、コスパも高いです。
マイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスは仕上げに使います。
セット売りしている場合が多いので、チェーンなどの汚れやすい箇所を拭くものと、フレームなどを磨く用に分けておくと使い勝手がいいです。
チェーンクリーナー
愛用しているチェーンクリーナー。
パーツクリーナーと同じ効果がありますが、非速乾性ですぐ乾いたりしないので頑固な油汚れが取れやすくなります!
文字通り、チェーンのメンテナンスにもってこい!!
ブラシ
このブラシはホームセンターにも売っているし、WAKOSのチェーンクリーナーを買うともれなく付いてきます。
チェーンオイル
チェーンオイルは仕上げ用です!
チェーンはオイルが付いていないと、あっという間に錆びてしまいます。滑らかに動かす為にも必ず付けましょう!
作業開始
作業1
まずはパーツクリーナーを使ってザザッとクランクや、チェーンを綺麗にします。
この時、使い捨てのペーパーウエスを当てて拭き取ります。
作業2
次はチェーンクリーナーを吹きかけていきます。
最初にチェーンクリーナーを吹きかけても良いんですが屋内でやる場合、チェーンや各パーツについている黒い塊が飛び散るので、最初にパーツクリーナーで綺麗にしてあげる感じです。
チェーンクリーナーを吹きかけたら、少し時間を置きましょう。浸透して汚れが取れやすくなります。
チェーンに吹きかけたら、変速してあげましょう。
スプロケットにもチェーンクリーナーを回してあげる為です。
※この時、スプロケットに直接、パーツクリーナーやチェーンクリーナーを吹きかけないように!!
ハブの中にあるグリスがなくなっちゃうみたいです!!
それを防ぐ為にチェーンにクリーナーを付けて変速をしています。
それでも綺麗になるので安心して下さい!!
作業3
ブラッシングします。
- チェーン
- クランク
- プーリー
- スプロケット
特にチェーンを上から見たときの隙間や、クランクの裏側、プーリーに付いている黒いドロドロを綺麗にしてあげましょう!!
作業4
再度パーツクリーナーで綺麗にしてあげる。
ペーパーウエスで拭き、スプロケット等のギザギザしてペーパーウエスが破けそうなところには、マイクロファイバークロスを使いましょう!!
めっちゃ綺麗になりますよ!!
作業5
チェーンオイルを塗布しましょう。
僕はWAKOSから出ているチェーンオイルを使っています。
チェーンルブはノズルの先端を下に曲げると、チェーンに吹きかけやすくなります!!
チェーンにオイルをグルっと1周塗布したら、変速してあげましょう。
スプロケットにもオイルを回してあげます。
少し時間を置いたら、チェーンに付いている余分んなオイルを拭き取ります。
ポイントとしては、チェーンの両サイド(上下では無く横)をつまんで、クランクを回して取ります。
これで終了です!!
お疲れ様でした。
ビフォーアフターを見てみましょう
まずはチェーンから見てみましょう!
次にプーリー!
次にスプロケット!!
画像の通り、見た目からピカピカしているのが分かると思います。が、変速したり、実際に乗ったりするとその違いを体感できると思います。
チェーンの駆動音も静かになり、変速すると
スパッスパッ!!
チャキーン!!
って音が聞こえるはず!!
補足!スタンドがあると便利です。
今回メンテナンスで使用したスタンドがとても便利です!
後輪を浮かすことができるので、クランクを回すことも可能ですし、自転車を自立して立たすことができるので、持っておいて損はないです!
今回使用したケミカルやグッズ
「近くにホームセンターなんてないよー!!」
って方はネットでも購入可能です。
下にリンク貼っておきます。
注意点
清掃後の注意点があります。
ペーパーウエスは捨てるので良いのですが、マイクロファイバーウエスは洗ってまた使いましょう。
間違っても、衣類などと一緒に洗濯しないように!!
まとめ
- パーツクリーナーでザザッと拭く
- チェーンクリーナーを吹きかける
- ブラッシングする
- パーツクリーナーで拭き取る
- オイルを塗布
チェーン等の駆動系を綺麗にしたことがない方。
是非やってみて下さい!
初めは時間がかかってしまうかもしれませんが、何回かやるうちに慣れてきて短い時間でできるようになるはずです!!
これから本格的なサイクリングシーズンが始まるので、一度メンテナンスにもチャレンジしてみましょう!!